アレテー株式会社志村一篤

「食に関わる全ての人を笑顔して、幸せな気持ちで食卓に向かえる社会づくりをしたい」と語ってくださった志村社長。インタビュー中でも度々出てきた“幸せ”というワードは、自身が経営するお店の名前にも表現されています。これからも日本中の人々の“笑顔”と“幸せ”を追求するべく、飲食業界を盛り上げていく志村社長から目が離せません!

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日夜修業に励む若者や国防の最前線で奮闘する自衛隊員など、毎日厳しい仕事を続けている人は少なくありません。そんな人々にとって癒し、息抜きの時間になるのが食事です。食事をとる時は笑顔になる人も多く、貴重な時間にもなっています。そんな食を重視し、食に関わる人を笑顔にしたいと考えているのがアレテー株式会社の代表取締役社長、志村一篤さんです。

 

志村一篤さんの経歴

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志村一篤さんは、1980年生まれで現在40歳です。高校を卒業した志村一篤さんは大学を中退してアメリカへ。そこで飲食業に出会うと、その後ジャマイカにわたります。ジャマイカの日本料理屋で5年間働いたのち日本に戻ります。海外で日本食ビジネスを立ち上げる!と考えていたものの、日本の多様性のある食文化を知るようになり、やはり日本でやるべきだと考えるようになったからです。そして、仕事をしながら勉強をすることを決断し、2010年に早稲田大学を卒業、自転車で日本縦断をするなど回り道をしながらも、ついに2012年起業を決断、店舗を展開していきます。

 

日本中の食卓をしあわせにする

アレテー株式会社のコンセプトは「日本中の食卓をしあわせにする」というもの。最初に立ち上げた「お野菜びすとろ 志あわせ」では契約農家からの産地直送野菜を中心とした料理を提供し、「POLPO吉祥寺Seafood Market」では漁業者と連携してこれまた産地直送食材を利用した料理を作り上げています。いずれも特定の業者と契約して商売を行っており、第一次産業を守りながら、活用する方法を模索しています。

 

意外と自己評価は低め

自分で切り開いてきたタイプの社長はどこか自信満々な部分がある中で、志村一篤さんの社長チップスでの自己評価はそこまで高くはありません。10点満点にしているのは運や行動力、実行力などで、謙虚さや駆け引き力などを低めにしています。言葉の端々からは自信満々という感じよりも、謙虚に物事を学んでいくという姿勢を感じさせます。現状は会社設立からまだ時間が経過しておらず、まだまだ自信をつけるには至っていない段階なのかもしれません。しかし、POLPO吉祥寺Seafood Marketなど魅力的なお店が増えており、今後が非常に楽しみです。