あえば直道、裸一貫からのスタートと保守主義?詳しくご紹介します。

2020年に行われたアメリカ大統領選挙は、投開票日から1か月が経過してもなかなか勝者が確定せず、陰謀論が飛び交うような状況にあります。特にトランプ陣営の抵抗は凄まじいものがあり、一筋縄ではいかないムードが出ている状況です。そんな中で、この状況を一生懸命解説しているのが一般社団法人JCUのあえば直道さんです。

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世界の警察と呼ばれるアメリカの動向は、全世界が注目します。
特に4年に1度のアメリカ大統領選挙は、日本でもトップニュースとして扱われるなど、全世界のトップニュースになりえる話題です。

そんな2020年のアメリカ大統領選挙は、票の開き方に疑わしいものがあると異論を唱えた人々が多かったことで、なかなか決着しませんでした。しかし、明らかにバイデン候補の票が多いことが明らかになるにつれ、敗北宣言こそしなかったものの、トランプ大統領は静かにホワイトハウスを去っていきます。
こうしたトランプ大統領の政治を最前線で見続けてきたのがあえば直道さんです。

あえば直道さんは政治評論家として長く活動をし続け、ついにはトランプ大統領とツーショット写真を撮るまでに至ります。一般社団法人JCUを立ち上げ、草の根保守主義の浸透を目指すあえば直道さんの活動に迫っていきたいと思います。

裸一貫でアメリカに渡る

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アメリカで活動し、共和党のパーティーに呼ばれ、保守主義のイベントでは多くの人たちを前にしてスピーチを行っているあえば直道さんですが、その活動は2010年から行われています。
しかし、あえば直道さんは最初からアメリカで活躍していたわけではありませんでした。

そもそもあえば直道さんはアメリカに知り合いがいたわけでもなければ、人脈のつながりがあったわけでもなかったからです。しかも、2010年に渡米した段階では、英語すらあまり話せなかったというから驚きです。
ではなぜアメリカで政治評論家として活動することになったのかは定かではなく、あえば直道さんのみが知る話となっています。

一見すると無謀な挑戦に見えますが、あえば直道さんにとってこうした無謀に見える挑戦は決して無謀なのではなく、幼少期から色々な逆境を克服してきた成功体験も相まって、使命に燃えていたことは明らかです。
こうした考え方はあえば直道さんの父親からの刺激に感化された部分もあったようです。そして、日本政治を良くしたい思いもあったことでしょう。

イチから人脈つくりに勤しむ

2010年に渡米して英会話から始めたあえば直道さんでしたが、わずかながらにいたアメリカにいる知り合いにお願いし、アメリカ政治のイベントなどに参加することに。
あえば直道さんが参加したのは、ティーパーティーと呼ばれる、草の根保守主義を行い、アメリカに新たな保守の形を見せていこうとした人たちのパーティーです。こうしたイベントで主に共和党関係者との人脈つくりに勤しむようになります。

時を同じくして、日本では東日本大震災が発生してしまいました。あえば直道さんからすれば、祖国が未曾有の大災害に巻き込まれ心を痛めていたはずです。アメリカでは米軍が日本に行き、トモダチ作戦を敢行、仙台空港の再整備など様々なことに尽力していたことへの感謝の気持ちを伝えたいと、あえば直道さんは考えるようになります。

渡米直後には英語のスキルはほとんどなかった中で、自分が話せる最大限のスピーチを共和党関係者の前でぶつけ、心からのお礼を行います。この姿に多くの共和党関係者が感激し、結果的に共和党とのパイプが生まれることになります。
そして、渡米から2年後の2012年、あえば直道さんはアジアエリアの共和党顧問というポジションをつかみます。使命に燃えたあえば直道さんらしい、大きな一歩です。

あえば直道さんはトランプ躍進を早々に言い当てる

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あえば直道さんの名前は日本ではあまり知られておらず、トランプ大統領が当選した当時、当選前からトランプ大統領の躍進を言い当てていた人として日本メディアの注目を集めることになります。
政治評論家としてかなりの大仕事であるとともに、トランプ大統領誕生の可能性が高いことを、トランプ候補が泡まつ候補とされていた時期から言い続けていました。
なぜあえば直道さんはトランプ大統領誕生の可能性が非常に高いことを感じ取ることができたのか、そこにはあえば直道さんらしく、現場で大統領候補者たちのスピーチを見続けてきたことも背景にあるようです。

トランプ氏がスピーチを行えば割れんばかりの拍手が巻き起こり、そこらじゅうで熱狂の渦ができているというのです。他の候補者たちはそのような感じにはならず、トランプ氏ほどの熱狂は生み出されていませんでした。
この熱狂が続けばムーブメントにつながるとあえば直道さんは考えました。

こうして最初に執筆した本が「トランプ革命」です。トランプ革命という本はトランプ氏がいかにすごい人物で、当選したらどんなことが巻き起こり、日本にどんな影響を与えるかを示しています。

あえば直道さんはこの後にクリントン氏に疑問を投げかける本を執筆するなど、トランプ氏当選をこの時には信じて疑わない状態になります。そして、この時からメディアにも呼ばれるようになり、最終的にトランプ大統領が誕生します。
あえば直道さんは、日本でも優秀な政治評論家として取り上げられるようになるなど、注目を集めだすことになるのです。

あえば直道さんが立ち上げた一般社団法人JCU

トランプ氏が当選したことで、草の根保守主義を掲げて活動してきたあえば直道さんにとってはまさに願ったりかなったりの状況でした。トランプ氏は草の根保守主義によって多くの人々に支えられ、多くの人々の支援によって誕生した大統領で、特権階級の人々が先導して誕生した政権ではありません。

国民を置き去りにし、エリートのみで政治を行ってきたことに対する群衆の怒りがトランプ氏を大統領に押し上げたのです。一般社団法人JCUを立ち上げることになり、あえば直道さんは一貫して草の根保守主義を日本に浸透させていく活動を続けています。

それを現実のモノにしたのがJ-CPACです。元々アメリカではCPACという保守系イベントを開催し、主に共和党の人々を中心とした集まりを行い、そこにはあえば直道さんの姿もありました。
このイベントを日本でもやりたいとあえば直道さんは考えるようになります。2017年に行ったイベントでは、トランプ氏のブレーンとして活躍していたスティーブ・バノン氏が日本に登場、世間の度肝を抜きました。

日本とアメリカ、そして海外の保守主義者たちを集めたイベントはとても刺激的で多くの人々に夢や希望を与えることになります。

まとめ

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あえば直道さんの挑戦はまさにゼロスタートで、当初訝しげにあえば直道さんの活動を見てきた人も多かったでしょう。
こうした人たちの目をはねのけて、やるべきことをやり続けたのがあえば直道さんです。

トランプ大統領が敗れたことであえば直道さんが思い描く草の根保守主義の構想はいったん後退を余儀なくされます。とはいえ、草の根保守主義の敗北があったわけではなく、ここはふるいにかけてより地盤を固めることが重要だったのかもしれません。

2021年からの4年間で草の根保守主義の浸透がどこまで進むのか、あえば直道さんの正念場と言えるでしょう。